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石渡 名澄
分析化学, 11(12), p.1283 - 1286, 1962/00
ニオブとジルコニウムぱ0.1N硫酸酸性において、キシレノールオレンジと反応してニオブは530m付近に、ジルコニウムは535mに吸収極大を示す。ニオブ、ジルコニウムともに溶液中に共存するフッ素イオンの影響を受けるが、アルミニウムの添加によりその影響を除くことができる。そして、発色前にフッ素イオンをアルミニウムでいんぺいするとニオブは発色しなくなるが、ジルコニウムの発色は影響を受けない。この原理を用いて操作することにより、535mにおける吸光度を測定して、25ml中に共存する10~60gのニオブと10~60gのジルコニウムを定量することができる。少なくともウラン5mg、トリウム1mg,鉄1mgの共存は影響しないので、ウラン基合金、トリウム基合金、鉄基合金中のニオブ、ジルコニウムの分析に本法を適用できるものと思われる。